お疲れ様でした!本編総集編を発行した後すぐに描き始めた本で、筆もノリノリでした。
4コマってものすごく難しくていっつも死にたくなるほど詰まるのですが、この本だけはスルッスル出てきて最高でした。
たぶん後にも先にもこの本だけの現象だと思いますw
登場人物ほぼ全員描けてよかったです、アンナにペン入れ出来て楽しかった。
そして何より次の2つの大事な設定がようやくこの本でお披露目できて満足です。
「幽霊アンナは自分の意志でクリスに見えないようにしている」
理由はひとえにアンナがクリスに前を向いてほしいからです。
小説版のアンナはクリスの悪い癖もわかっていて、
すぐネガティブの底に落ちる傾向にあるクリスの前に現れては
彼がいつまでも進めないだろうと判断しているんですね。
クリスが自分に逢いたがっていることも痛いほど伝わっているのですが、
死んだ自分を望むということは過去に縛られ、クリスのアンナからの自立(独立)もできない。
そこは切ないんですが鉄の意志で。
すでに完全に自立して自由を獲得し、かつアンナにとっても「未来」であるハルとは繋がっても問題ないので、嫁ふたりで楽しくやっててほしいですw
クリスが亡くなる直前くらいにようやく枕元に立ってくれるかな。まさにお迎えに。
「第一子は女の子」
なんとなく最初は女の子の気がしてああなりました。
クリスの家系はすごく遺伝子的に優性ぽいので、外見と声は父親寄り、性格は自由で強いハル寄りです。
このお姫ちゃんは両親のいいとこどりの、ハイブリッドで女王の器でたぶん最強です。
このあと男子が下にたくさん生まれるイメージがあって、
通常男子が生まれたら(陛下の意向は置いといて)そちらに王位継承させようって声が強くなると思うんですが、
父親寄りの性格ですとこのしたたかそうなお姫ちゃんの器には絶対に勝てなさそうなのでw
弟が何人できようが、王位継承はこの第一子なんじゃないかなと。
お姫ちゃんに弟が出来るお話も頭の中にあるので、機会があれば描いてみたいです。
そんで子育てが楽しいハルと、子供と奥さんに翻弄されまくりの陛下もめっちゃ想像できますねw
小説版ギルハルはずっと未来が具体的に見えてくるから楽しいです。家族になろうよ!
長編【家族のうた】
1.
お父さん、私アリじゃないよ
2.
私の娘をどこへやった
3.
僕の妻は歌が聴こえない1 2 3
4.
喜びの種と仕掛け
5.
おはよう、僕と私の家族(完)
(6~おまけ漫画を時系列順に読みたい方は
こちらのリストから)
(→
小ネタの方にもおまけ漫画が少しあるよ)
[2017.07.30up]
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