本筋設定を元にした【白組(白若×お花ちゃんの世界)】でのスピンオフの二人の小話。
時系列は特に3話後というわけでなく、単に結婚後はじめてのバレンタインだと思ってください。
海外の風習にならって男性→女性に贈るのが基本という設定で描いてます。
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後ろ手に、恋(10p) -2019.02.09up-

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白組のギルバートは律儀に毎年ハル(というかお城の女性全員かも。ハルが一番豪華にしても)に普段のお礼で配ってそうで、 今年もそれだと思い本命とは一切思わず勘違いするハル可愛いな!?と思って描きました。
ギルバートってこういう細かいところ訂正しないかなーと。勘違いしたままでも支障ないので。
でも彼の方が繊細で小さく傷ついてそうなのでハルがもしかして本命…!?って気づいてくれたら嬉しいと思います。
ちょっと考えればわかるんですけどw、相変わらず「ギルバートが自分に関心を持つ」こと一点に関しては完全に抜け落ちてると萌えます。ありえないと信じ切ってることはなかなか認識できないんですよ…。かわいい。
ギルバートの方も、これまで長らく王様と秘書として気遣って距離を保ってきたので、ハルに素直にわがまま言われたり頼られたりするとすごく弱そう。

ギルバートのチョコレートジオラマは、砂漠の国ではありえない理想郷をイメージしてるものです。
水の豊富なお城にしようかな?とも考えましたが、むしろこういうこじんまりとした隠れ家のようなプライベートな場所の方が王様は憧れるんじゃないかなと。自分に縁がない場所づくしの、ギルにとっては夢のおうちということで。君とこういうおうちに住みたいってメッセージが含まれているかどうかはハルは気付かなさそう。
ハルのお酒は、好きな人がたまたま超絶ド級のお金持ちでその人が「おいしい」っていうほどならそれくらいお値段しますよね~~~~!!はいわかってました~~~!!って経験しててほしいと思って描きましたw 舌がもう高級だよ!ギルバートは!
少女が好きな人のためにたぶん日本円で100万くらいするお酒を一生懸命数年貯金して買って、それを贈るなんて愛が重たすぎじゃない…?と自分で引いてしまったんですね。 ただ気持ちは捨てたわけじゃないので、お酒も捨てずに自分で飲むこともせずに、長年お城のお酒保管庫・セラーに預けていたというわけです。贈れてよかったね、ふたりで飲めてよかったね。
この後めちゃくちゃイチャイチャしました。可愛いふたりが描けて楽しかったです!

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[2019.02.09up]

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