本筋設定を元にした【白組(白若×お花ちゃんの世界)】でのスピンオフの二人の5話中のアレ。
白組エジリディの話が出てきます。
流星の目印」「龍が現れなくなった日」を読んでおくとより楽しめます。

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泣き虫もあきらめて(13p) -2020.08.08up-

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お疲れ様でした~!
ついに…ついにオマケご褒美編という名の本当の本編が描けました!笑
エロなのかシリアスなのかどっちかにしろ!って怒られそうなハッキリ前後に分かれた構成になってしまいました。
普通カプものって(シリアスなままエロいとかとてもやりにくいので)その二つの傾向を極力混ぜないように個人的にはしているのですが、ギルハルのすごいところはなんかエロとシリアスが地続きになってるんですよね…
生/性をめちゃくちゃ感じるからかもしれません。
エロシーンはあっさりめ(そうか???)を意識したんだけど楽しすぎてなんか真っ黒に…。
いやあ見目麗しいふたりがエロエロにエロいことしてるのはとてもいいですね。
ギルバートの痩せてる体、ハルの5倍は描くのに時間がかかりました、難しすぎる。
ハルは抱いたら温かそうな体を目指して。は~~~女体はいいな…超いい…。

5話「扉は待っている」のふたりきりの結婚式は健全ですが、
あの扉のシーン全体がほんのり二人の精神的な性交を表していて、
今回のまんがの比喩になっています。
5話と今回でちょいちょい二人の使うワードが重なっているのはそうやって繋がっているからです。

さて、「流星」を描いた後白組のギルバートは単なる語り手でなく個性を持ったキャラクター立ちをして、それで「なれそめは~」が生まれることになりました。
今回の後半のギルの語りは、原初のお話といいますか、
「だから白組ギルハルがどうしても描きたくなった」という始まりの理由だったので、どーんと描けてよかったです。

この世界の主役エジリディをギルバートはどう見ているかというのが「流星の目印」。
で、今回はギルの方がリディアにどう影響を受けたのかということを描きたかった。
ギルは最初からリディアに「この子はすぐにこの世からいなくなりそう」と感じています。
儚さがすごい。
今回のまんがでそういったことはハッキリ言わせてないのですが、
ギルバートは生命を輝かせようとしてるリディアに「つまりその必要があるんだ」と
逆に死も強く感じてしまったわけです。
いつか死ぬから、生きている今のうちに頑張っているんだとわかった瞬間
自分も死の恐怖を思い出し、「いつまでも眠ってないで、ああ生きなきゃ」ってリディアに共感してバッと起きたイメージです。
つ、伝われ…

(あと超細かい話)
「稲妻」は稲が全然なさそうなダムシアンではありえない言葉だと思うので、
本当はギルバートに言わせるなら「いかづち」が正解なのかもしれません。
でも個人的にはいかづちって天の裁きのイメージが強いので、
光が一瞬走って空を明るくするイメージの「稲妻」の方をロマン優先で使いました。

自分的には描きたかった構成で、どのシーンも全部言わせたかった台詞のオンパレードですごく楽しかったです。
自分的お祭りまんがでした、描くのはすごい大変でしたが楽しかった~!!

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[2020.08.08up]

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