FF4DS版ギルバートまとめ+α

エッジとの比較もちょくちょく入るよ。<最終更新:2017/03/12 名前の意味・考察 を追加>

設定

ギルバート・クリス・フォン・ミューア

■24歳/174cm/51kg/右きき
…エッジ(175cm/51kg)とほぼ同じ。ギルバートは筋肉なしで、エッジは筋肉だけって感じ?
■プロフィール
・ダムシアン7代目・第一継承王子
…ということは「ギルバート7世(自身の名前はクリス)」?
ちなみにエッジと違って「一人っ子」の表記がないので、妹弟がいた可能性は残されているが、
必然死亡してしまう妹弟について言及しないとはギルバートの性格上考えにくいので、やはり一人っ子の線が強いか。
エッジはエブラーナの何代目か不明。国家の形成や事情によって(後述する)他の国よりはっきりしていない?


・女性と見まごうほどの美しい声と顔立ち
・ダムシアンは長らく平和だったので、ギルバートもおっとりした優しい性格に育った
・ミューア家には詩の才能と商才がある。ギルバートもどちらも持っているが、商売をする気がなく詩に傾倒している。
・ミューア家の人間の詩には魔力(不思議な力)があるらしい。 …口説いたり人心掌握して政治にも使えそう。
・身分、お金のことを言われるのは嫌い。俗世にまみれたくない。 …家出して身分関係なくアンナと一緒になった。

■おまけトリビア
・初代ギルバートが通貨を作った。王様から取ってお金の名前は「ギル」になったよ。ちなみに初代から既に商人+吟遊詩人。

・元々ギルバートは海に落ちて死亡するシナリオだったらしい。ただそれだと「あいつは何のために登場したんだ」ということで、生き残って再登場し見せ場を作ることになったらしい。(ソース:スタッフインタビューより)

・さらに当初アンナが死亡したあと覚醒し強くなるシナリオもあったらしいが「恋人が死んだくらいでヘタレはヘタレじゃなくなるなんてことはない」と弱キャラのままにしたらしい。(ソース:スタッフインタビューより)
その代わりFF4でもFF4TAでも彼の描写は優遇されていて、精神的成長が他のキャラより顕著に見られる。


名前の意味・考察

<ギルバート・クリス・フォン・ミューア Gilbert Chris von Muir>は<王侯貴族・ミューア家のギルバート>
「海・湿地帯Muirという地から来た一族のギルバート7世クリス」
という意味だと思われる。
イギリス・古ドイツ・スコットランドなど北欧中心に構成される名前。
そのため、「ギルベルト(ジルベール)/ムーア(ミュール)」など他の発音で呼ばれているかも。
…王侯貴族の名前は「個人名+身分/役職+von/zu+発祥地/ファミリーネーム」という並びの構成なので、
ギルバート=王の名と定めるなら、「クリス・ギルバート・フォン・ミューア」としてもいいかもしれない。

名前そのものがすでに王族・王子様ということを表している。

■ギルバート Gilbert (ゲーム正式スペル:Gilbart/海外版ではエドワード Edward)
◇意味 …「輝かしい希望・願い・約束」 ノルマン→イングランド・古ドイツ語。広くある男性名。
GilはGisilで「誓約・約束」+Bertで「輝く・光る」の意味。 …名前から光ってた。やばい。
◇愛称 …あちらでもまんまギルでOK。バートという呼び方もある。
◇元ネタ
…やっぱり「赤毛のアン/アンの愛情」のアン(アンナ)とギルバートから?
アンの恋人役→ギルバートとアンナ(FF4でも赤毛)先行でセットで作られた可能性。
元々アンナと同様NPCだった噂もあり、その名残でオマケ扱いの超弱戦闘キャラ(PC)になったと思うと自然?
FF4の世界では「初代ギルバートが通貨を作った」という設定があるため、
お金つながりで株式銀行の土台を生み出したJ.W.Gilbert(自由銀行論など/イングランド)とかも考えられるけど妄想の域を出ない。
ギルバートという有名人多すぎて他に特定できず。
…ギルバートという名前は初代の人由来なのでギル個人を指すものではない王様の名前と考えている。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~simone/more/pan/gilbert.htm
https://kotobank.jp/word/Gilbart,J.W.-1233474

■クリス Chris
◇意味…キリスト教の聖人・殉教者などキリスト由来の人名
◇愛称・元ネタ …Chris自体が愛称、クリストファーChristopherに由来する。語源はもちろんキリスト教圏から。
…ギルの名前が個人名の線は弱いので、クリスが個人名と考えている。現実世界の名前の構成からすると、ここは役職名になる。

■フォン von
◇意味…ドイツ語で「~出身 from/~の of」。王侯貴族のみにしか使われない前置詞。
◇由来…領土や一族の発祥の地を示すために使われた。
ただしこれは祖先のものであり当主・現在の領土は全く違う事が多い。次のミューアにかかる。
…現在砂漠の国ダムシアンを治めるミューア家だが、公式設定で初代ギルバートがキャラバン(隊商)で財を成し
オアシス(現ダムシアン)に定住したという逸話からも、ギルの祖先は「ミューア」という土地に由来することがわかる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/フォン_(前置詞)

■ミューア Muir
◇意味…スコットランド・ゲール語で「海」の意味。また葦の生えた痩せた湿地帯という意味もあった気がする。
海水であれば規模を問わないことから、とにかく海近くの土地からキャラバンの一族は来たということが伺える。
…Muirがスコットランドと最北→vonドイツ→Chris・Gilbert イングランド~ドイツ~フランスまで広く一般的、
と偶然にも名前も南下してるので、もしかしたらギルバートの祖先はスコットランドのような海に囲まれた極北から来た一族なのかもしれない。っていう妄想も楽しい。

https://ja.glosbe.com/gd/ja/muir


ダムシアンとエブラーナの比較

ダムシアン
・自然発生した交易拠点、市場がそのまま国家になった(戦争をしていない)
・建国して350年程。2番目に古く建国した。(バロンが最も古く建国800年程)
・交易業、貿易国家なので恐らくどの国よりも商業単位で交流が盛ん。
・長らく平和だった。(お金をかなり持っていそうなので、バロンや他の国と円滑に交流出来ている?)=安定した国家
 →TAでは一国だけさっさと復興し、ミストやファブール、エブラーナまで資金援助してるっぽい(未確認)どんだけ金持ちよ。

エブラーナ
・小さな部族同士の抗争、忍者の初代王によって統合され国家形成(小さな小競り合いを繰り返し戦いによって成り立つ)
・建国して100年程。かなり新しい国。=まだまだ土台を作る段階の若い国?
・どの国とも交易しておらず独自文化が発展している。(地形の問題で船が近づけない)
 唯一コンタクトの取れる飛空艇を持つバロンが一度訪れたが不可侵条約を結んだ。鎖国ですね。

…二つの国を眺めていると、なんとなくダムシアン=トルコ(というかイスタンブール)、
エブラーナ=日本(戦国時代つうと行き過ぎか)もしくは秘境(インカ帝国とか)というイメージが浮かんでくる。
世界史サッパリなのでもっとイメージぴったりな国があるかもしれません。

 

アビリティ

くすり …ポーション等回復アイテムを湯水の如く使い全員を回復。
かくれる …おなじみギルバートのアイデンティティ。
…DS版でデカントアビリティとして 同じ王子のよしみでエッジに装備させると
「隠れながら武器を投げまくる」という凶悪かつ卑劣な忍者の出来上がり。
汚いなさすが忍者きたない


うたう
・こもりうた/ちんもくのうた/ゆうわくのうた …最初から使える
・かいふくのうた(lv10)
・かえるのうた(lv20)/こぶたのうた(lv30) …状態異常の歌は意外とレベルが要るんだなあ。
・すばやさのうた(lv40)
・えいゆうのうた(lv50) …歌っている間味方全員の全てのステータスが10%上昇

装備品でうたう→ねっしょうってバリエーションも一応ある。熱唱…王子弱いんだからあんま無理すんな。

DS版ひとことまとめ

ホバー船入手~アントリオンの洞窟 アンナとダムシアンに来た時も… このホバー船で…
アントリオンの洞窟 幸い今はアントリオンの産卵期…砂漠の光もすぐ手に入るはず
アントリオン撃破~ローザ加入 僕もセシルのようだったら アンナを…守れたのに…
ローザ加入~ホブス山 見ていてくれアンナ… 生きてみるよ…僕は僕なりに…!
ファイア習得イベント後 強いなリディアは…
ヤン加入~ファブール到着まで モンク僧を有するファブールも 空から攻められては…!
ファブール到着後~風のクリスタル強奪 戦で力になれるのだろうか…? この僕が…
ヤンの奥さんに会った後 奥さんか… アンナ…君も生きていれば…
風のクリスタル強奪~デスブリンガー入手 ローザを失わせるわけには いかない…セシルには…!
デスブリンガー入手~ 戦いは激化する一方… 僕はやはり足でまといに…

…子供のリディアを羨む発言、「奥さん」という言葉で感慨にふける感じがぐっとくる。
全体的に「弱い人間なりに頑張らねば」という印象。
自分が弱い、足手まといになっている自覚があり、その上で最小限邪魔にならないように努力してるあたりが聡いかなと。

DS版「ジュークボックス」まとめ

曲名 …英語はds版タイトル ギルバートの説明
プレリュード the prelude 定番中の定番だ。生演奏には難度が高い曲だ。
赤き翼 red wings セシルたち赤き翼の曲だね。重い運命を背負った重厚な曲だ。
バロン王国 kingdom baron バロン王国のテーマだね。勇壮にして厳格な曲だ。
愛のテーマ theme of love セシルとローザの愛のメロディだ。
アンナ…。
オープニング prologue final fantasyはやはりこの曲だね…!
街のテーマ welcome to our town! いわゆる町のメロディだね。カイポでのひと時を思い出すな…。
ファイナルファンタジー4・メインテーマ
main theme to ffiv
僕たちの長い旅路にいつも流れていた曲だ。
バトル1 fight 1 みんなが一番耳にした曲だね。怖くて隠れたこともあったな…。
勝利のファンファーレ fanfare 1 このメロディでホッとするのは僕だけじゃないよね…?
チョコボ chocobo-chocobo 1 今頃は『時忘れの迷宮』をさまよっているはずだ。
※ds版ff4と同時期に発売された”チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮”の宣伝
デブチョコボ登場 hello! big chocobo! 今回は色々な役割を担ってくれたでぶチョコボの曲だね。
ダンジョン into the darkness ダンジョンのテーマだね。神秘的かつ不穏なメロディだ…。
バトル2 fight 2 激しい戦いのメロディだね。ファブールの戦いを思い出すな…。
ボムの指輪 ring of bomb 広がる戦禍を表現した曲だね。リヴァイアサンに襲われた時も…。
少女リディア rydia リディアのテーマだね。優しい彼女らしいメロディだ。
ダムシアン城 castle damcyan 空襲を受けたダムシアン…。アンナを失った時の曲か…。
哀しみのテーマ cry in sorrow メインテーマの哀しいアレンジだ。弾いていても、切なくなるよ…。
ギルバートのリュート melody of lute 僕の十八番だ。
アンナも好きだったな、この曲…。
試練の山 mt. ordeals 険しいホブスの山をみんなと登った時の曲だ。
ファブール国 fabul ファブールの曲だね。歴史の重さを感じる勇壮さだ…。
脱出 run! ファブールの防衛戦でもうダメだと思ったピンチの曲だ。
疑惑のテーマ suspicion 『カインの裏切り』と人は言うけど正式には疑惑のテーマだ。
黒い甲冑ゴルべーザ golbeza in the dark パイプオルガンといえばこのゴルベーザのテーマ…!
親方シド hey, cid! シドを始め、元気なみんなの生きる力を描いた曲だね。
ミシディア国 mystic mysidia 独特な雰囲気と可愛さが同居したミシディアの曲だね。
長い道のり long way to go 果てしなき運命の旅路を予感させる荘厳なメロディだ…。
パロム・ポロムのテーマ palom & porom パロムとポロムのテーマだね。
ゴルペーザ四天王とのバトル the dreadful fight ゴルベーザ四天王との戦い…!僕には、とてもじゃないけど…。
飛空艇 the airship 大空を自由に駆ける飛空艇のテーマだね。
トロイア国 troian beauty 僕を救ってくれたトロイアの曲だ。美しくいやされるメロディだね。
サンバ・デ・チョコボ samba de chocobo! 黒チョコボのテーマだね。これを聞いて磁力の洞窟に…?
バブイルの塔 tower of bab-il 敵の本拠地バブイルの塔の曲だ。進むセシルたちが思い浮かぶよ。
一方その頃 somewhere... いっぽうそのこ~ろ~♪
いっぽうそのこ~ろ~…♪
ドワーフの大地 land of dwarves メインテーマの地底アレンジだね。僕は、まだ行ったことないけど…。
キング・ジォットの城 the great king giott 地底に住むドワーフの曲だね。勇壮にしてコミカルなイメージだ。
踊る人形カルコブリーナ dancing calcobrena 不気味で可愛い曲だね。
え? キモ…カ…ワ…?
ゾットの塔 tower of zot ゴルベーザのテーマのアレンジだ。彼の支配するエリアの曲だね。
幻獣の街 illusionary world リディアの暮らした幻界の曲か。
優しくも不思議なメロディだね。
魔導船 the big whale 月よりの船魔導船の曲!勇気がわいてくるいい曲だね。
もう一つの月 another moon 月のテーマか…。不思議な静寂の伝わる曲だ…。
月の民 the lunarians 月の民のテーマだね。神秘的ではりつめた印象的な曲だ。
巨人のダンジョン within the giant バブイルの巨人に突入した曲だね。セシルたちの決意が伝わるね…!
最後の闘い the final battle ゼロムスとの最後の戦い!
僕も、みんなも祈っていたよ…!
epilogue 1 長い戦いの末に訪れた静寂…。
そして、みんなの新しい日々が…。
epilogue 2 旅立っていったもうひとつの月…。
そして新しき歴史の始まり…!
epilogue 3 映画と違って、みんな最後まで見てくれたよね?
以下はジングル ()は流れる主なタイミング
red wings short 赤き翼のショートヴァージョン。最後のダンジョンでも流れたね。
cry2 (パーティ離脱) 別れのときに流れた…哀しみのジングルだね。
inn (宿屋) おやすみな~さ~い~…♪
fanfare 2(パーティ加入) 仲間がふえたときに使われたファンファーレだね。
paladin セシルがパラディンになった!感動の大ファンファーレだね。
forest of chocobo チョコボの森の曲だね。チョコボくさいのは苦手だな…。
dancer (踊り子に話しかける 原曲は「剣の舞」) 踊り子の間で、なぜか世界的に大流行している曲だ。
admiration (衝撃 驚きの表現) ええ! なんだって…!?

「なんとなく」だと思っていたけれど、これらの彼の台詞を聞いていると
やはりリディアとは仲が良い&近親感を抱いていることがわかる。
リディア関係の曲には多くコメントしがち。
リディア側にも、「ギルバート」の名が出てくるので、双方同じ思いのようだ。両想いだね。

たまにコメントせずに歌いだすところが可愛すぎる。
あと王子が「キモカワ」とか言っちゃいけません。お前は女子高生か。