第七話「新しい故郷」(49p) -2006.08.31up-

Skip[19p~] [33p~] [42p~] [★あとがき]

  • p/p

あとがきを読む  コメントする

お疲れ様でした~!あ、あとがきも長いです…!!!

今回は今までの収束のお話でした。
やっとWAらしいお話が描けた気がしますw
「こんな恥ずかしいこと、いまどき誰もいわねーよ!!」ってくらい
熱い言葉を普通に、マジで叫ぶWAがたまらなく好きなんです…。
なので自分で今回描いてて、かー!恥ずかしい!と思いつつ…、
思いっきりぶちまけたので、気持ちが良かったです。

 長編の各シーンで、エルミナが何か物を書いているときはすべて母親への手紙を書いているのです。
相当マメで、一週間に一回は交わしてるはず。

「母親しかいないけどね」ってことですから、母子家庭なんですが、
父親はまっとうにいたんですが、渡り鳥で事故で死んじゃったんです。
エルミナみたいに出来た人間になるには、めちゃめちゃ兄弟が多いか、
片親で、自分が頑張るしかないよなーと思って母子家庭にしてみた。

エルミナが騎士叙勲式の時、「守るべきものが見つかれば…」と
ギャレットに説いていることから、エルミナはすでにこの時点で
命をかけられる大切なものを持っていると思いますが、
まさかこの時点でギャレットに命をあげられるほど、絆は深くないと
思いました。だから、エルミナは、何か別のものを持っているんだろうと
思って、最初にそれを設定として決めました。

ここまでのエルミナの「守る」という行動は要は親孝行です。
遠く離れることになっても、自分が稼いで(現代で言うSPやらボディガード
なんですから相当ナイツの給料は高いでしょう)楽にするために、
騎士になることをこの長編のエルミナは決めました。
 親からは一切援助をもらわず、逆に自分が仕送りするくらいの勢いで。
そりゃあもうバンバンお金送ってたと思います。
エルミナは欲のない人ですから自分はいらないと思ってる。
それでも双方意地っ張りなもんですからw、結局まともにやりとりするのは
手紙だけといったかんじ。

ある意味親のためだけに生きてきた(でも誰にも言わない)
エルミナにとって、自分を必死こいて育ててくれた親は
命かけられる人かなぁと…。

剣士としての稀な才能と気高い精神は父から、すばらしい美貌と
意地っ張りだけど奥底は優しく、色んな面で器用なのは母から、だといいなあ~。

んーとギャレットは、前描いた長編では両親生きてましたwwww
父親がろくでなしで(←めっちゃ受け継いでるわな…)
グレちゃったっていうのだったんですが、長い間ギャレットつう人間を
見てると、結構厳しい過去がないとあんな生活まで堕落しないかな…と思い。

 妹がいる設定はかなり迷ったんですが…、Fザックを見てると、
自分勝手だけど、ロディセシの面倒を見ちゃってる面もあるので、
昔は弟や妹がいたけど、長い間一人という状況で、自分のためだけに
生きるようになっちゃったのかなと…。
で、ロディセシに出会ってやっと兄ちゃんとしての性格が眠りから覚めるんですよw


やっと今回「ミラーマ恐怖の断水事件」が描けて嬉しかったですww
エルミナと一緒にいる女の子はマーベルですよ。

あと、「雪がついてる」でエルミナが泣いちゃったのは、
もろ「頭をなでられる」っていう子供扱いされたような、
わかりやすく慰められるような感じがして、情けないというか…、
それをきっかけにして堤防が一気に崩れてしまったというかw
そんな感じです。
…他に意味不明なシーンがありませんように…orz


バレバレだと思いますが、今回は長編描き始めるときから
めちゃめちゃ描きたかった回でした。すべてが楽しかったー!

[2006.08.31up]

コメント

改行可・投稿後すぐに公開されます。URLやNGワードがあると投稿できません。
Nameは任意・keyは「今年の西暦4桁(半角)」を入力してください。

Name key