お疲れ様でした！
ロディセシ基本の、ザクセシ寄りの、ザクロ小さじ一杯の。
今回は明らかにED後なので三人とも少し成長しています。年齢＋１，２歳くらいのイメージで描きました。
三人にどれだけ「すき」という言葉を言わせるかが勝負な漫画でしたｗ

　ザックは言ってないけど、表情とか態度で。
ザックだけが、「すき」とか「愛してる」って言う重さと責任を知ってるからここぞしか言わないんです。
ギャレットのときはたぶん言いまくってただろうと思いますｗ

　無印セシのみの設定の、ザックに対してだんだんタメ口が多くなってくる、っていうの大好きです。
さん付けじゃなくなったり、敬語じゃなくなったり、１０歳も年が離れてるけど、だんだん友達みたいに
身近になっていく感じがすごく好きだった。Fはそれが消えてて悲しかったです。
キャラ設定としては、人称や態度は統一したほうがいいって知ってるんですけどね…。

ロディの生い立ちや背負ってるものを見ると、まず一番身近にいる二人から愛されないと
ロディが自分から好きって言ったり、人に優しくするのって無理なんじゃないかな。リアルに考えて。
「情けは人のためならず」です。自己愛があって、初めて本当の博愛に跳躍するんだと思ってます。
ザックとセシリアがダントツに好きで、二人の間が一番、じいちゃんと暮らしてたときみたいに
居心地がいいと思ってればいいなぁ。

　金子さんがインタビューで言っている「ファルガイア特有の両想い」は
私たちの現実世界とはちょっと違うらしいです。ギャレットとエルミナのことも、
ジェイナスとキザイアの関係も、「恋人」とは言ってません。
　それは単に、恋人という固定イメージを金子さんが持たせたくなかったがための
言い逃れかもしれませんが、「現実世界とは違う気持ちの種類」があるって
面白いなぁと思って、それをちょっと突き詰めたくなったわけです。

　…あー、こんなに書いたのにまだ言い訳が足りないｗ。やっぱり「すき」という気持ちは難しかった。





３人の１ｐギャグの居場所がなかったのでここにおまけで載せておきますｗ






[2007.01.04up]