『葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり』
有名な葛の花の歌。踏まれたことで色が鮮やかに感じる葛、一人で行くという孤独、
しかし自分の前に葛を踏んで行った人が確かにいるのだという奇妙な連帯感。
踏まれるもの、踏むもの、孤独のなかでそれを見つけるもの。
この歌はお話には直接は関係ないのですが描いてる時にずっとこのイメージで描きました。
文学に触れているとき、どこそこで「ああ…これチャックだなぁ…」としみじみ思うことが多くあります。
チャックの根元ってのがどうも人間的・倫理的・哲学的に暗い。そこらへんが似てる?
チャックの行動、チャックのアイデンティティというのは<さみしい><怖い>が大原則なのではと思います。
そこから色んな気持ちが派生して、ああいう人になってるんかと。軽薄萌ゆる…!
いつもどおりどこもそこも穴だらけで…自分の無知をさらしただけ!?がくがく…ごめんなさ…。
チャックという人間は描くのがひじょ~~~に難しく、沢山言い訳&語りたいことがあるけど、ただ一言、
誰かがコイツに愛情を注いでやってくれればいいと。
それでまるっと解決すると思うんですよ。うん。
[2008.05.28up]
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